くらし

-----

造られた森、明治神宮

造られた森、明治神宮

日本有数の面積をほこる明治神宮。この鎮守(ちんじゅ)の森が造られたのが、わずか90年ほど前だと知っていましたか。

明治天皇(てんのう)と昭憲皇太后(しょうけんこうたいごう)をまつるために大正4年に工事が始まり、大正9年にたん生しました。

造成前は代々木御料地(ごりょうち=宮内省が所有する土地)で、大部分は草地や農地でした。

そこに鎮守の森を造ることが計画されたのです。

木々は「昔、この地にあった森林を再現できれば、人手を加えなくても林の状態が保てる」と考えられ、シイ、カシ、クスノキ類を中心に、大小の常緑広葉樹(こうようじゅ)が植えられることになりました。

植えられた木は全国から寄せられ、その本数は9万5559本におよんだとされています。

いま、りっぱな鎮守の森になっているのには、このような先人たちの努力と、協力があったからなのです。

  • 造られた森、明治神宮 写真[1]
  • 造られた森、明治神宮 写真[2]
  • 造られた森、明治神宮 写真[3]

写真をクリックすると大きくなるよ

ほかも見てね

鎮守の森
鎮守の森
節分
節分
造られた森、明治神宮
造られた森、明治神宮

カテゴリ

環境問題(8)
植物(60)
生き物(77)
こよみ(17)
くらし(20)
歴史(7)
遊び(5)

上に戻る