日本だけに住んでいる小型のサンショウウオの中では、いちばん住んでいる地いきが限られ、京都府下丹後(たんご)地方、兵庫県下但馬(しもたんば)地方、福井県北部などでしか見られません。

生きていくのに必要なのは、わき水が流れ、農薬などが流れこまないきれいな水です。

また、よく手入れされた雑木林の中や林のふちにある水たまりやみぞの中で産らんします。

そのような環境が減っているので、環境省の「レッドデータブック」では、絶滅危惧種（ぜつめつきぐしゅ）になっています。

ちなみにこの写真は、福井県北部で行われた観察会でとりました。