歴史

-----

江戸時代後期

江戸時代後期

里山は各地の水田地帯で、欠かせないものになっていました。草や落ち葉は田畑の肥料になり、柴(しば=小枝や小さな雑木)は燃料になりました。

また、高木は家の補修や、かり取ったイネをかんそうさせるはさなどに使われました。さらに現金を得る収入源にもなりました。いろりやかまどの灰も、肥料として使われました。

このように里山は大活やくしたのですが、草や柴、樹木などをとりすぎたため、だんだん山がやせてきてしまいました。

そして、やせたところでも育つアカマツ林が目立つようになりました。江戸時代後期に流行した「名所図絵」という各地の風景画を見ると、人里や水田の背後には、共通して松林がえがかれているほどです。

ほかも見てね

江戸時代後期
江戸時代後期
現代
現代
弥生時代
弥生時代

カテゴリ

環境問題(8)
植物(60)
生き物(77)
こよみ(17)
くらし(20)
歴史(7)
遊び(5)

上に戻る