生物多様性 地球のいのち、つないでいこう
最近、「生物多様性」という言葉をよく聞くよね。その意味を知っているかな? 「生物多様性」とは、あらゆる生物や、それらによって成り立つ生態系、さらに遺伝子レベルでも、多様で豊かな状態のことなんだよ。
人類に多くの恵みを与えてくれる「生物多様性」を失うということは、空気や水、食物、気候に影響を及ぼすだけでなく、自然界から原料などを得る企業はもちろん、人類の生存にも影響があることを意味するんだ。
ところが、開発や乱獲、生息環境の質の低下、外来種の持ち込み、地球温暖化などの影響で、多くの生物が姿を消しているんだよ。未発見の生物も入れて、地球上に約3,000万種の生物がいると考えられているけれど、毎年約4万種も絶滅しているそうだよ。これはとても大変なことだよね。
国連ではこの問題に早くから取り組み、1992年に「生物多様性条約」をつくって、「生物多様性が失われる速度を2010年までに顕著に減らす」という目標を立てたんだ。でも、生物の絶滅や衰退が止まらないことから、2006年にブラジル・クリチバで開かれたCOP8(第8回生物多様性条約締約国会議)で、生物多様性の保全に企業などの参加を促す決議が採択されたんだ。それで「生物多様性」という言葉がクローズアップされるようになったんだよ。
それじゃあ、日本や世界では、「生物多様性」を守るために、どんな取り組みをしているのか見てみよう。
- タグ
- 生物多様性














