食べ物に恵まれない国と、食べ過ぎの国の格差を埋めるテーブル・フォー・ツー
左:日本でのメニュー例 右:給食を喜ぶ発展途上国の子どもたち(写真提供:TABLE FOR TWO)
みんなは世界で暮らす67億人のうち、発展途上国の約8億5,000人が食べ物に困り、20億人が栄養不足で苦しんでいるのを知っているかな? その反対に食べ過ぎて、肥満などの食事に原因がある生活習慣病に苦しんでいる人が先進国で増えているんだ。
こうした問題を解決するために日本で生まれたのが、テーブル・フォー・ツー(TABLE FOR TWO)なんだよ。日本の人は、この運動に参加している企業の社員食堂やレストランなどで、ヘルシーなメニューを食べる。すると1食につき20円(発展途上国の給食1食分)がテーブル・フォー・ツーに寄付される仕組みになっているそうだよ。
こうして、ヘルシーなメニューを食べた人たちから自動的に寄付されたお金が、発展途上国の学校給食になるんだ。こんなふうに「たとえ地球の裏側に住んでいようとも、相手を思いやる心があれば距離は縮まり、まるで一つの食卓を囲むように心を寄せあうことができる」という思いから、テーブル・フォー・ツーという名前が生まれたんだ。
主に企業の社員食堂で行われているから、一般の人はなかなか参加できないけれど、テーブル・フォー・ツーのメニューを扱う通販サイトが登場しているよ。それに、テーブル・フォー・ツーのメニューを一般の人が食べられる役所の食堂や、社員食堂も少しずつ現れてきた。キミたちが参加できる日も近いかもしれないね。
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