文字サイズを変更
文字サイズ小
文字サイズ中
文字サイズ大

事業所内に誕生した野鳥の楽園

18_yachou.jpg

生物多様性は企業にとっても大切な課題なんだ。

たとえば味の素株式会社は、世界各地で農産物や畜産物、水産物を活用している。だから生物多様性を守っていくことは、事業を発展させながら続けていくためにも、地球環境や生態系を保つためにも、一番大切なことと考えて、さまざまな取り組みを進めているんだ。その一例が東海事業所(三重県四日市市)での取り組みだよ。

事業所内にはもともと大池と呼ばれる天然の池があり、工場のまわりの林とともにさまざまな生き物が暮らせる“水辺の自然”になっていたんだ。この環境を守っていくために、事業所では大池の周辺を整備し、バード・サンクチュアリ(人の立ち入りを禁止して野鳥を保護する区域)にしたんだよ。ほとんど整備が終わった2002年4月に現地見学会を開いたら、生物の専門家をはじめ、多くの人たちから高く評価されたほか、四日市市や地域のみなさんから「いまだに残る公害の街との誤解をといていく上でも、大変ありがたい」、「四日市全体のイメージアップにも役立つ」といった感謝の言葉が贈られたそうだよ。

今ではたくさんの野鳥が暮らし、渡り鳥の越冬地や中継地にもなっているんだ。また、チョウのようにふわりと舞うチョウトンボという珍しい昆虫が繁殖するなど、貴重な環境になっているんだよ。そして年間約6,000名の工場見学者が訪れるなど、工業地帯での貴重な自然保護区が好評だそうだよ。

関連する記事

このページの上に移動