4 環境破かい、おせんで苦しむ生き物たち
2006年2月、環境省は絶めつのおそれのある野生生物を分類した「レッドリスト」の改てい版を発表しました。サンショウウオなど57種を、新しく絶めつ危ぐ種に追加し、沖縄のヤンバルクイナなどはランクを上げました。サンショウウオ類は国内に生息する19種うち11種もの絶めつのおそれがあるといわれています。世界規模のレッドリストでは、なじみのあるホッキョクグマやカバなどが新たに加えられました。生物の種類が減っている背景には、地球の温暖化や人間による環境破かいや、おせんに原因があります。生態系ピラミッドがくずれると、ほかの種の絶めつにもつながってしまうため、早急に温暖化や環境はかいやおせんをくい止める必要があります。
生態系ピラミッド
アベサンショウウオ
かいせつ生態系ピラミッド
たとえば小さな虫がカエルのえさになり、そのカエルをヘビが食べ、ワシや小動物がヘビを食べるといった具合に、すべての生物は「食べる食べられる」という関係でつながっています。生態系が保たれている様子を図にすると形が整った「生態系ピラミッド」になります。ところが、1種類の生物が姿を消すとピラミッドがくずれ、ほかの生物にまで危険がおよんでしまうのです。
写真は絶めつが心配されているアベサンショウウオ。生息地である福井県の山間部では、田んぼでの農薬使用をひかえたり、生息できる場所を残すことにより守っています。







