第7回コンテスト 入賞作品のご紹介
環境大臣賞
《兵庫》 姫路市立青山小学校6年 崎津 舞香さん
崎津さんが「みどりの小道」に取り組んだのは3年生の時からで今回が4回目。大ベテランです。はじめは家の中の身の回りの小さなことから始め、家族の理解、協力を得て、環境日記の取り組みを充実させていきました。そして、地域のお友達との協力へと環境活動の輪を広げていき、「環境レスキュー隊」を結成して頑張っています。より多くの友だちや、大人たちにも環境のことを伝えようと、積極的に外部での講演会やイベントに参加し大勢の人の前でスピーチをするまでになっています。
日記に添えられた「別冊1〜3」。自分で集め編集した写真、新聞の切り抜きなどの的確な資料は、そのボリュームで審査委員の先生方を圧倒しました。パワフルな行動力をともなった、たゆまない努力を続ける姿が手に取るように伝わります。テーマ別によく分類さ
れていて、「明日に向かって」の行動指針が明確になっています。
「愛・地球博」の会場で4日間にわたって開かれた「こども環境サミット2005」に参加しました。海外から約400 名、国内から約200 名の子どもたちが参加。崎津さんは閉会パーティで日舞を披露しました。
審査委員のコメント
- この行動力に拍手を送りたい。レスキュー隊を作り、省エネから菜の花プロジェクトとリサイクルまで幅広く活動する様子が手に取るように分かった。(はかま満緒さん)
- 「社会とのつながりが環境問題だ」との意見に同感。市長に環境の授業をしてほしいと手紙を書いたのは立派、あっぱれ!! (野口 健さん)
- 日常の生活を環境の視点で気づき、実践したことを自分なりにまとめ、継続・発展させていることを高く評価する。(玉井是治さん)
- 取り組みの中で〈社会的な学習の仕方〉を身につけ、フルに展開している。これは必ず〈問題の社会的な解決の仕方〉に導く。(森 良さん)
文部科学大臣奨励賞
《神奈川》 横浜市立市場小学校5年 岡嶋 大樹くん
岡嶋くんは3年生の時、野口 健さんのHPで「こども環境会議」を知り、参加して初めて「みどりの小道」のことを知りました。次の年、第6回の環境日記コンテストには個人で(地域や学校の取り組みがまだなかったため)応募し、みごと環境メッセンジャー賞を受賞。尊敬する野口 健さんから賞を手渡されました。その後「野口 健 環境学校」に参加して得た貴重な経験を、お話や紙芝居で友だちに伝え、学校の先生を動かして、今回は学校単位でコンテストに応募することができました。
審査委員のコメント
- 自分だけの行動に納まらず、仲間を増やそうと努力した点が素晴らしい。学校の先生や友だちにCO2削減を訴えたり、紙芝居で自分の考えを積極的に伝えていることに感銘を受けた。(谷上 裕さん)
- 日記を自筆で書くか、ワープロで清書するかは問わないとしても、書かれている内容・行動には感動するところが多い。里山を行動の場に取り上げている点が他の子どもたちと違ってユニークだ。(松本 聰さん)
- 「環境問題は一人ではどうにもならない」というまとめで、痛烈な反省・批判がでている。環境を真剣に考えている証拠。現象から現代の精神にまで踏み込み、ふところの深い日記になっている。(入倉妙子さん)
東京都知事賞
《福岡》 福岡海星女子学院附属小学校5年 北岡 翼くん
北岡くんは2年目の「みどりの小道」に楽しみながら取り組んでくれました。前回学んだことを生かして家族、特に弟の亮くんと共に行動。身近なテーマに取り組みました。お祖父さまが示す「自然の知恵」を素直に吸収している様子も窺えます。昨年のシンポジウムで出会った姫路市立青山小の○○くんとの交流が続いて、手作り新聞を交換しあったり、関心と視点の広がりが素晴らしい3カ月でした。輪を作り、広げる…。「みどりの小道」環境日記事業が望む成果の理想的な姿がここにあります。
身近なテーマを「環境の視点」でとらえています。丸数字は別冊資料のページ番号に連動しています。下のページは「再生紙ハガキの作り方」で実験結果の実物が添付されています。
「校歌の歌詞」から地域の環境や自然を考察するユニークな視点は、野口 健さんも絶賛

兄弟で協力して作った「しまった!!新聞」
審査委員のコメント
- ニュースや、通学時に気づいた身近なことをよくまとめていて、本来の日記のような気がする。一見何でもないようなこと(野球観戦など)でも、自分の目で環境を見ている姿が感じられる(鈴木義光さん)
- 日記と連動した資料編の整理が習慣として定着していて素晴らしい。家族ぐるみの環境活動を楽しんでいる様子に大きな感動を覚える。「家族ぐるみの実践」のモデルとして評価したい。(千葉茂樹さん)
- 2年目、「今年の目標は行動」と明記しているとおり、身近な暮らし、まちの美化、川、エネルギーなど関心を広げ、一歩ずつ取り組んでいる。遠方の友人との交流を通じて経験を交流させるなど、多様な視点を取り組みにうまく入れて、楽しく続けている。(崎田裕子さん)







